

苔について
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植物分類学上では(蘚苔類:センタイルイ)と
グルーピングされてます。
日本では約1800種類が確認されていますが、
世界には約1万8千種類が自生しています。
草や花 木などは
根から土や水分を養分として吸い上げ成長しています。
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しかし
苔には葉と茎ありますが
根(養分を吸い上げる)部分はありません。
体全体・表面で水分(養分)を吸収しています。
根から養分を取ることをしていないので、
土がなくても定着さえできれば生きていけるのです。
苔は生命を維持するため体全体で
水分や光を取込み光合成を行い、呼吸しています。
光と水分さえあればどこでも生き残ることができるサバイバーなのです。



光と水分を与えたら復活するヒノキゴケ
仮に水分がなくなり、
自分自身が乾燥してしまうと休眠状態に入ります。



生命を維持するので
水分がなく"枯れてしまう"ということはなく、
水分を十分に吸収できると復活します。
休眠状態から水分を与えた苔
苔は種族を守るための根や種がないため
繁殖力のない自分の分身"無性芽"を作り
テリトリーを増やします
"有性芽"から胞子を放出して地道に仲間を増やし
群落を広げます。
